IPSJ-ONE | 研究者人生を変えるステージ

NEWS お知らせ

2019年3月16日(土) 午後 IPSJ-ONE 開催決定

福岡大学 七隈キャンパスにて開催される情報処理学会 第81回全国大会の最終日 2019年3月16日(土) 午後 に IPSJ-ONE を開催します. 情報処理学会の各研究会から推薦された選りすぐりの若手研究者が登壇し,最先端の研究を発表します.

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GENERAL INFO 開催概要

主催
情報処理学会
場所
情報処理学会 第81回全国大会
日時
2019年3月16日(土) 午後
会場
福岡大学 七隈キャンパス 8号館831教室
福岡市城南区七隈八丁目19番1号
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SPEAKER 登壇者 (登壇者氏名五十音順)

組込みシステム研究会
青木 海
sigboost株式会社
プログラマブルな電子楽器
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私達は新しい音楽表現にチャレンジするアーティストのために、「プログラマブルな電子楽器」を開発しています。電子楽器はデジタルとアナログの境界で動く非常に高度なリアルタイム信号処理システムです。簡単なコーディングと効率的な処理の両立は非常に難しい課題ですが、新しい言語や適切なアーキテクチャによってこの問題を解決できるかもしれません。本講演ではFPGAと高位合成により性能と簡単なコーディングの双方を担保する「sigboost」や、ビジュアルプログラミングによって電子楽器のコントロールをプログラム可能な「midiglue」のチャレンジについて、周辺領域を交えながら紹介します。

ソフトウェア工学研究会
石尾 隆
奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科
ソフトウェアの生態系を探る
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新しいソフトウェアを効率よく開発していくために、ソフトウェア開発者たちは、 他の開発者が作成したソフトウェアを素材として開発を行い、出来上がったものをさらに他の開発者のために公開する、オープンソースソフトウェア開発を実践しています。このようなプロジェクト間の関係の多くは、どこかに文章として記述されているというわけではありませんが、それらのソースコードの類似性から推定することが可能です。本講演では、自分たちが使っているソフトウェアの原材料として誰が作ったどんなソフトウェアが使われているのかを追跡し、簡単に確認できるようにするための技術について紹介します。

音声言語情報処理研究会
井上 昂治
京都大学大学院情報学研究科
空気が読める会話ロボット
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最近では人間とロボットが会話をするシーンが珍しくありません.しかし,会話相手の意図や気持ちをロボットが正しく理解できずに,会話がうまく続かないことがよくあります.将来やってくるであろうロボット社会では,人間と協調的に会話をすることが重要です.私の研究では,会話に対する興味や意欲を表す「エンゲージメント」の自動推定に取り組んでいます.相手が話を聞いているときの,あいづち,笑い,うなずき,視線といった細かなふるまいを自動的に検出して,エンゲージメントを推定します.発表では,自律型アンドロイドERICAに,エンゲージメント推定を応用して,ERICAが「空気」を読みながら会話をする様子も紹介します.

コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会
梅谷 信行
東京大学大学院情報理工学系研究科
数値シミュレーションを使った形のデザイン
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近年、3Dプリンタなどのコンピュータで制御される工作機械が家庭にも普及し、個人が簡単に複雑な形状をした物を作れるようになりました。しかしながら、多くの人にとって高度な機能をもった物を設計するのは難しいのが現状です。本講演ではリアルタイムの物理シミュレーションを形状モデリングを組みわせることで、誰でも物理的に正しく動く物を設計できるようなシステムを紹介します。

コンピュータセキュリティ研究会
大木 哲史
静岡大学総合科学技術大学院
目に見えるものが真実とは限らない:なりすましとの戦い
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深層学習をはじめとした機械学習技術は、情報セキュリティ分野においても様々な場面で応用が進んでいます。特に、生体認証や監視カメラといった画像認識を基礎とするセキュリティ技術は機械学習技術の積極的な活用が進んでいる分野と言えます。一方で、機械と人間は未だに同じ感覚を共有しているとは言えず、故に人間には異常と思える入力を正常と誤解してしまうことがあります。本講演では、このような現象を巧妙に利用した認証システムへのなりすまし攻撃と、その検知技術に関して、講演者自身の取り組みを例に挙げつつ紹介します。

システムとLSIの設計技術研究会
塩見 準
京都大学大学院情報学研究科
最小のエネルギーで計算する電圧スケーラブルプロセッサ
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なるべく省エネルギーに動くプロセッサの実現は,スマホの電池長持ち化やデータセンタの電力削減などに直結する重要課題です.では,プロセッサが所定の計算を完了するために必要なエネルギーは,理論的にどこまで下げられるのでしょうか?講演者は電圧スケーリング技術を活用し,限界まで消費エネルギーを削減できるプロセッサの開発に取り組んでいます.プロセッサが忙しい時には高い電圧を,暇な時には低い電圧を与え,メリハリある電圧制御を行うことで同じ処理でも大幅にエネルギー効率を改善できます.本講演では,プロセッサのハードウェアおよびソフトウェアの両観点から,電圧スケーリング技術に関する最新のアプローチを紹介します.

教育学習支援情報システム研究会
島田 敬士
九州大学大学院システム情報科学研究院
情報処理技術による教育ビッグデータの料理法
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教育分野にもAI×ビッグデータの波が到来している.学習管理システムやデジタル教科書システムに代表されるデジタル学習環境には,学習活動や教育活動の履歴が保存されている.これらのデータを活用することで教育現場の最適化や,学習・教育の改善を目的とした学習分析と呼ばれる学際的研究が活発化している.例えば,デジタル学習環境上の学習活動に対するストリーム処理技術や変化検出技術,講義資料などの教育コンテンツに対するメディア処理技術,学習者の知識構造を分析するためのグラフ解析技術など,様々な情報処理技術が活躍している.本講演では,学習分析に関する講演者のこれまでの活動を紹介し,教育ビッグデータの魅力を訴える.

エンタテインメントコンピューティング研究会
杉浦 裕太
慶應義塾大学理工学部情報工学科
やわらかインタフェース
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やわらかいものは,人間がリラックスするための空間に多く存在し,ソファやクッションのように人と環境の間の緩衝材として,またときにはぬいぐるみのように人間の嗜好品として機能している.このやわらかい物体にセンシングとアクチュエーションであるインタフェース機能を付与することによって,人間の活動を自然に長時間計測したり,ゆっくりとした情報提示ができると考えている.本発表では,これまで取り組んできた生活に存在するやわらかい物体をインタフェース化する研究を紹介する.

インターネットと運用技術研究会
高村 成道
株式会社ハートビーツMSP事業部
多様な人間と多様なWebシステムの調和
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みなさんが日頃から利用しているWebサービスを提供し続けるには、技術者による様々なメンテナンスが必要であるため、機械だけでなく人を支える組織のパフォーマンスも重要です。わたしは、機械を最適化する一方で、技術者がWebサービスの裏側をわくわくしながら支えることができる世界を作りたいと思っています。 今回は、この世界を実現するために、人と機械の境界をなくし、それらを1つのシステムとして捉えるという新たな組織のあり方について語りたいと思います。

ヒューマンコンピュータインタラクション研究会
中村 裕美
産業技術総合研究所情報技術研究部門メディアインタラクション研究グループ
“味(テイスト)”の探求
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味覚器に電気刺激を与えると,味覚のような感覚を生起させることができます.約250年前に発見されたこの電気味覚が,今HCI分野で味覚をコントロールする新たな手段として使われてきています.本講演では電気味覚の活用法として,化学物質の添加なしに飲食物の味を変えられるの食器の紹介や,おいしさと健康を両立させる活用法など,"テイスト"にかかわる研究を紹介します.

グループウェアとネットワークサービス研究会
野口 康人
聖徳大学短期大学部総合文化学科
時差を乗り越えて「一緒に食べる」を支援する
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グローバル化が進む現在,親しい人と離れて暮らし,止むを得ず独りで食事をする孤食者が増加しています.このような現状に対し,同じタイミングでなくても一緒に食事すること(共食)を可能にするため,ビデオメッセージを用いた時差共食の実現を目指しています.こうした共食場面において,ただ単に食事相手からのビデオメッセージを流すのではなく,ビデオ閲覧者の食事進捗状況に応じてビデオ再生速度を調整する手法を提案しています.本講演では,現在はまだ日常的に行われていない時差共食の実現に向けて構築したシステムや,擬似的・実験的に設定した共食実験において行われたコミュニケーションの分析結果について紹介します.

人文科学とコンピュータ研究会
橋本 雄太
国立歴史民俗博物館
歴史学の情報 part4 ~地震史料のクラウド解読~
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過去の地震の記録(地震史料)は,地震学や歴史学,防災研究のための重要な基礎データです.過去の地震を知ることで,今,起こりうる災害の様々を知ることができます.しかし計器による観測データが存在しない江戸時代以前の地震について知るためには,古文書などを解読・テキスト化する作業が欠かせません.この作業を「翻刻」といいます.私はクラウドソーシングを駆使した地震史料の大規模翻刻に取り組んできました.2017年に公開した『みんなで翻刻』というプロジェクトでは,4,000人を超える参加者により,500万文字の史料の翻刻を実現しています.インターネットから多くの知を集めることで,過去の解明に貢献しています.

ユビキタスコンピューティングシステム研究会
前川 卓也
大阪大学大学院情報科学研究科
行動認識技術で動物の生態の謎に迫る
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我々が夕暮れ時に見かける鳥の群れはどこからやって来て、どこへ向かうのだろうか?近年のセンサ技術・計算機技術の進展に伴い、GPSやカメラを搭載した小型データロガーをそのような動物に添付し生態を観察する、バイオロギングと呼ばれる手法が可能となってきました。しかし、動物に搭載するバッテリ重量の制約上、カメラ等の消費電力の大きいセンサは短時間しか駆動できません。本講演では、行動認識技術を用いてそのような消費電力の大きなセンサを適応制御する手法に関して紹介します。

数理モデル化と問題解決研究会
水野 貴之
国立情報学研究所情報社会相関研究系
情報学で世界を平和に
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世界は多くの企業が連携し,複雑なグローバル・サプライチェーンを形成している.このサプライチェーンを介して,我々は地球の裏側の思いもよらない人権侵害・環境汚染・内戦加担が疑われる企業と,僅か平均6取引先で繋がっている.首脳会合G20では,この問題の解決が急務であるとしているが,複雑にグローバル化した全貌の把握は困難で解決の糸口は見えていない.グローバル・サプライチェーンを,電子回路のような巨大ネットワークととらえ,不具合であるブラック企業が集中するコミュニティを抽出し,ブラック・コミュニティと我々とを繋げるブリッジ企業を検出する.僅かなブリッジ企業が連携するだけで,クリーンな世界が実現できる.

モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム研究会
村尾 和哉
立命館大学情報理工学部
モノの使われ方から人を知る
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自分はたいして使っていないのに家のトイレットペーパーの減りが早いなと思ったことないですか?冷蔵庫を1日何十回も開けているのは誰ですか?私たちは家具や電化製品,トイレ,風呂などさまざまなモノを使用して生活しています.それらのモノにセンサを取り付ければ,誰が,いつ,何を,どのように使ったかを,コンピュータが知ることができ,日々の生活の改善につなげることができます.カメラやマイクは使いません.嫌ですよね.本発表ではモノに取り付けられたセンサのデータから,そのモノの使用者や使用方法を知る技術を紹介します.

MC 司会者

五十嵐 悠紀
明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 准教授
牛久 祥孝
オムロンサイニックエックス株式会社 リサーチアドミニストレイティブディビジョン プリンシパルインベスティゲーター

IPSJ-ONE 2019 企画・実施委員会

委員長 五十嵐 悠紀(明治大学 / 情報処理学会 新世代企画委員)Web@yuki_igrs
副委員長
  • 牛久 祥孝(オムロンサイニックエックス)Web@losnuevetoros
  • 川原 圭博(東京大学 / 情報処理学会 新世代企画委員会 副委員長)Web@mahimahi
幹事
  • 耒代 誠仁(桜美林大学)Web
  • 肥後 芳樹(大阪大学)Web
  • 森 達哉(早稲田大学)Web@valdzone
メンバー
  • 粟野 皓光(東京大学)Web
  • 飯塚 里志(筑波大学)Web@stsiizk
  • 岩渕 圭太(Lawrence Livermore National Laboratory)
  • 岩本 拓也(サイバーエージェント)
  • 請園 智玲(福岡大学)
  • 江村 恵太(情報通信研究機構)Web@keitaemura
  • 乙武 北斗(福岡大学)
  • 大上 雅史(東工大)Web@tonets
  • 大川 猛(宇都宮大)Web@TakeshiOhkawa
  • 梶 克彦(愛知工業大学)Web@katsukj
  • 加藤邦拓(東京大学)Web@chiko162
  • 神山 剛(NTTドコモ)
  • 阪口 紗季(東京大学)Web@hakuyun
  • 清水 佳奈(早稲田大学)Web
  • 多和田 雅師(早稲田大)Web@
  • 深澤 佑介(株式会社NTTドコモ)Web@
  • 本多 達也(富士通株式会社)Web
  • 前澤 陽(ヤマハ)
  • 望月 理香(日本電信電話株式会社)
  • 𥱋瀨 洋平(Unity/慶應義塾大学)@yoh7686
主催 情報処理学会 Web@IPSJcom

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