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2018年3月15日(木) 15:30-17:30 IPSJ-ONE 開催決定

早稲田大学 西早稲田キャンパスにて開催される情報処理学会 第80回全国大会の最終日 2018年3月15日(木) 15:30-17:30 に IPSJ-ONE を開催します. 情報処理学会の各研究会から推薦された選りすぐりの若手研究者が登壇し,最先端の研究を発表します.

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IPSJ-ONE 2018 テザー動画

GENERAL INFO 開催概要

IPSJ-ONE企画・実施委員会 委員長 森勢将雅より

IPSJ-ONEは、時流に乗る日本の若手トップ研究者が5分間のライトニングトーク形式で発表する、一般的な学会発表とは趣が異なる特別なイベントです。情報処理技術に関する様々な分野の発表を俯瞰することで、今後の情報社会に向けての研究動向を広く一般の人々に発信するために企画され、今回で4回目の開催となります。情報技術の急速な発展により、人工知能やIoT (Internet of things)、バーチャルリアリティ(VR)という言葉は、もはや研究者だけではなく広く一般に浸透するようになりました。情報処理学会には現在40分野の研究会があり、各研究会の専門家たちがこれらの技術について日々議論を深めています。IPSJ-ONEでは、現在最先端の技術だけではなく、今後期待される新技術、それらの技術が社会に波及することで世の中が今後どのように変わっていくかという未来について、現在世界の最先端で活躍している研究者が分かりやすく解説します。今回もこれまでと同様に、各研究会から推薦いただき、IPSJ-ONE企画・実施委員会による審査により、分野を超えたインパクトをもつ16名の気鋭の研究者を招待いたしました。IPSJ-ONEは、情報分野の専門家のみならず、一般の方々にとっても最先端の研究を楽しく知る絶好の機会です。これまでの発表動画はここ(2015年2016年2017年)から視聴できます。当日の発表は、会場、あるいはニコニコ生放送にて無料でご覧頂けます。濃密な2時間、是非お楽しみください。

主催
情報処理学会
場所
情報処理学会 第80回全国大会
日時
2018年3月15日(木) 15:30-17:30
会場
早稲田大学 西早稲田キャンパス 57号館201
東京都新宿区大久保3−4−1
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配信
http://live2.nicovideo.jp/watch/lv310305910

SPEAKER 登壇者 (登壇者氏名五十音順)

コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学(CGVI)研究会
飯塚 里志
早稲田大学理工学術院総合研究所
深層学習が変える画像処理・編集
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近年、深層学習はあらゆる分野で目覚ましい成果をあげています。画像処理においても、深層学習をうまく応用することでコンピュータが画像から意味のある情報を効果的に「学習」し、これまで人間の手作業でしかできなかった複雑な画像変換を再現できるようになります。この技術は現在世界中で盛んに研究が行われており、今後も急速に発展していくことが予想されます。本講演では私のこれまで取り組んできた研究の中から、深層学習を用いて昔の白黒画像を自動でカラー画像に変換する技術や、画像の一部を自然に修復する「画像補完」の研究を紹介します。

コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM)研究会
牛久 祥孝
東京大学
視覚と言葉をつなげる技術
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近年の機械学習技術の発展とコモディティ化によって、かつては独立に扱われていた視覚や言葉といったモダリティのデータを融合し、理解・生成するような研究が大きな広がりを見せつつある。 それらの研究では、単に画像や動画の中のヒトやモノにラベルを付けるのではなく、人と同じように言葉で画像や動画を理解し、説明し、検索や生成を試みる技術が提案されている。本講演では、画像や動画といった視覚的なデータと、自然言語とを融合した挑戦的かつ萌芽的な取り組みについて紹介する。

コンピュータセキュリティ(CSEC)研究会
江村 恵太
国立研究開発法人 情報通信研究機構
強いセキュリティほど望ましい? ~データの保護と利活用との両立に向けて~
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一般的に「セキュリティは高ければ高いほど良い」という風潮があり, そのため「如何に強いセキュリティを実現するか?」という観点で主に研究が進められている. しかし全ての情報を秘匿可能な最強の安全性を達成してしまうと, サービス向上や悪用防止に有用な情報をも同時に秘匿してしまう. そのため用途に応じてセキュリティと機能とのバランスを取ることが求められる. 本発表では, データの保護と利活用との両立に向けて, 暗号文を加工可能な準同型暗号の安全性とその応用について紹介する.

バイオ情報学(BIO)研究会
大上 雅史
東京工業大学 情報理工学院
出会い系タンパク質を探す旅
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情報科学は様々な分野へと応用されているが、生命科学分野でも情報科学の重要性は増すばかりである。計算機・計算技術と実験機器・実験技術の急速な進展が相乗し、ある遺伝子やある生体分子といった個別の研究を超えて、遺伝子集団や生体分子集団といった集団の網羅的な解析研究が現実のものとなった。本講演ではタンパク質の集団に注目し、タンパク質の出会い=タンパク質間相互作用という生命現象にどのように情報科学で切り込んでいくか、その事例を紹介する。

組込みシステム(EMB)研究会
大川 猛
宇都宮大学
ロボットのソフトウェア部品を交換して性能アップ!
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最近のロボット開発の多くの部分はソフトが占め、新機能(画像認識・AI)を実現するためのカギになっています。一方、新しいロボットを開発する時に、全てを最初から作ると時間がかかります。そのため既存の部品を容易に再利用して開発期間を短縮する、新しい開発方法が必要です。更に、普通のソフトでは性能不足の場合、FPGA・GPUといったアクセラレータ(処理加速)の「ハードウェア部品」で高性能化が可能です。この講演では、ロボット開発におけるソフトウェア部品化(ROS)の技術を紹介し、更に「ハードウェア部品化」によって、ソフト・ハードの部品を簡単に交換して性能向上するための研究について紹介します。

ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)研究会
尾形 正泰
産業技術総合研究所・情報技術研究部門
デジタルとフィジカルを融合するインタフェース
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ヒューマンインタフェースの研究は、これまでマウス・キーボードからタッチスクリーンまで使いやすいデザインを追求してきました。センシング技術とアクチュエータ制御を用いた設計によって、コンピュータが扱える情報の範囲は物理世界にも広がってきています。最終的にはデジタルとフィジカルの垣根がなくなることで、ユーザはデジタルであるかどうかを意識せずに情報をあつかうようになるでしょう。この講演では、センシング技術によって身体の一部をタッチパッドに変える皮膚インタフェースや、空間を自在に動き回ったり自律的に組み上がるインタラクティブな紙インタフェースなどをアプリケーションとともに紹介します。

モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム(MBL)研究会
梶 克彦
愛知工業大学
屋内で位置を推定する技術
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みなさんは日常的にスマートフォンを通して経路検索やナビゲーションといった位置情報サービスを活用していると思います.また,IngressやポケモンGOなど位置情報ゲームも大流行しています.これらは,スマートフォンの位置を推定する技術がベースとなっています.屋外では主にGPSによって位置推定が行われますが,屋内ではGPSの電波が届かずGPSでは位置を求められません.我々はこれまで,スマートフォンに搭載された様々なセンサ(加速度・角速度・磁気・気圧・Wi-Fiなど)を用いて,屋内でユーザの位置を求める技術を開発してきましたので紹介します.

コンシューマ・デバイス&システム(CDS)研究会
神山 剛
NTTドコモ サービスイノベーション部
悪いのは誰?:スマホ消費電力の見える化
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ガラケーからスマホの時代になり,アプリの選択肢が増えたことでスマホを通じて本当に色んなことができるようになりました.でも,「電池がもたなくなった」と感じる方も多いのではないでしょうか.では,何が電池をくっているのでしょうか.いうまでもなく電池のエネルギーはハードウェアで消費されます.しかし,ハードウェアはソフトウェアに制御されて動きます.さらに,アプリは皆さんに使用されて動きます.結局,電池持ちが悪いのは何が「原因」なのでしょうか.本発表では,スマホの省電力化を実現するため,ソフトウェアによる消費電力とその原因を「見える化」する技術を紹介します.

データベースシステム(DBS)研究会
塩川 浩昭
筑波大学 計算科学研究センター
ビッグデータを瞬時に計算する
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ビジネスや医療,スポーツなどの幅広い分野においてデータ分析技術の活用が成功を収めており,時々刻々と生み出される大規模なデータを高速高精度に分析処理することの重要性についてはもはや疑いの余地がありません.しかしながら,例えばノートパソコンが1台与えられた時,1億件以上のレコードを持つ極めて大規模なデータを3分以内に処理することは可能なのでしょうか?我々はこの問いに答えるべく,誰しもが大規模データ処理が可能な世界を目指したアルゴリズム・システムの研究開発を行っています.本講演ではデータの繋がりを分析する「グラフデータ処理」を題材に,その高速な分析技術に関する研究成果をご紹介します.

音声言語情報処理(SLP)研究会
高道 慎之介
東京大学
騙し騙され音声合成
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音声合成は,人とコンピュータの超コミュニケーションを可能にする.容易に他人になりすます事さえ可能にする.一方で,そういう「声のなりすまし」を検出するセキュリティ技術が存在する.音声合成の研究者として,せっかく作った音声をセキュリティで弾かれてしまったらつまらない.ならいっそ,セキュリティを騙すように音声合成を作ればいいのである.本発表では,そういう「なりすましセキュリティを騙すための音声合成」を紹介する.

システムとLSIの設計技術(SLDM)研究会
多和田 雅師
早稲田大学
わざと間違えるコンピュータ
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半導体上で複雑な演算器を実現すると回路面積や消費電力をはじめとする膨大なハードウェアリソースが必要となる.演算結果にあえて誤りを注入する設計により,必要なハードウェアリソースを削減できることが知られている.特にStochastic Computingと呼ばれる設計方針は演算の対象となる情報を細切れにして処理することで複雑な構造を排除しハードウェアリソースを劇的に削減する.Stochastic Computingで実装された演算器は,部分として決定的で不正確に演算し,全体として確率的に演算し正解に近い結果を出力する.本発表ではStochastic Computingの最新の研究について紹介する.

エンタテインメントコンピューティング(EC)研究会
福地 健太郎
明治大学総合数理学部
人生は「ロール・プレイング」~演技を引き出すシステム設計
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公共の場や音楽フェスティバルに設置されるようなエンタテインメントシステムの研究開発においては、恥ずかしがりやのお客様をシステムが提供する世界にどうやって引きずり込むかが常に課題となります。その解決のために私がずっと追いかけている手法の一つが、その世界における「役割」をお客様にさりげなく提供すること。これまでの研究でわかってきた、私達ニンゲンがどうやって自己を認識し、画面上の「役割」にどうなじんでいくのか、その過程を追った研究を紹介します。

グループウェアとネットワークサービス(GN)研究会
福島 拓
大阪工業大学情報科学部情報メディア学科
人とコンピュータとの協働
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情報技術を用いた多言語間対話支援においては機械翻訳が多く用いられているが,翻訳文の正確性の担保が困難であるため,医療分野のような高い正確性が求められる対話支援においては「用例対訳」と呼ばれる多言語のテキストコーパスが多く使用されている.用例対訳は複数の専門家によって作成・評価がなされているため,正確性が非常に高いが,入力された全ての文をリアルタイムで翻訳することは難しい.このような用例対訳を活用するための取り組みとして,人が得意な作業とコンピュータが得意な作業を分け,協働することで,リアルタイム性を高めつつ正確な意思疎通を可能とした例を紹介する.

アクセシビリティ(AAC)研究会
坊農 真弓
国立情報学研究所
手と身体と会話のことば学
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私たちは毎日誰かと言葉を交わし,会話する.会話は私たちの日常生活を構成するなくてはならないものだろう.言語学はかつて,ソシュールやチョムスキーといった偉大な言語学者により,その目指すべき道が定められた.しかしその範疇には,手や身体や会話は含まれていない.近年のことばに関わる研究では,会話におけるジェスチャーや身体の動きが頻繁に研究されている.本講演では,ロボット演劇でみられたロボットと俳優の身体の動き,祭りでみられた縄を結ぶときの手の動き,手話の中で見られた手と口の動きなど,ことばに関わる動きに注目する.会話の中で手と身体が紡ぎ出すことばが私たちの日常生活をどのように彩っているのかを紹介する.

音楽情報科学(MUS)研究会
前澤 陽
ヤマハ株式会社
コンピュータと人間による合奏: 人と息を合わせて演奏するとは
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憧れの演奏者と一緒に息の合った合奏をしたい -- このような,楽器演奏者の夢を実現するため,我々は計算機と人間の間で合奏を行うための研究を行っています.破綻なく合奏するには,人間と同じように,計算機が演奏者を見て聞いて,意図を汲み取り先を読み,自然な演奏や仕草で合わせる必要があります.また,ステージでの本番では失敗が許されません.このような多彩かつ自然な応答を実現するにはどうすればよいのでしょう.本講演では,多くのライブ運用やヒアリングを通じて得られた,計算機による合奏において必要な要素技術と今後の展開について,実演奏を交えながら解説します.

インターネットと運用技術(IOT)研究会
吉川 竜太
クックパッド株式会社 インフラストラクチャー部 SRE グループ
「自立」したWebシステムを創る。自分の好きなことをする世界を目指して。
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僕の望む世界は、みんながそれぞれ好きなことをできる世界です。しかし、今の世界では、自分の好きなことだけをして生きていくのは、 なかなか難しいことだと思っています。みんながそれぞれ好きなことをするために、まず、僕自身の仕事をなくしてみようと考えてみました。今回は、僕の望む世界に僕の力で一歩でも近づくために、僕自身の仕事を無くすような、「自立」して動く Web システムアーキテクチャについて語ります。

MC 司会者

森勢 将雅
山梨大学大学院 総合研究部 特任助教
五十嵐 悠紀
明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 専任講師

SPONSOR スポンサー

プラチナスポンサー

Kudan株式会社
CyberAgent
TierIV
Unity Technologies Japan

シルバースポンサー

Yahoo! JAPAN
Microsoft Research

IPSJ-ONE 2018 企画・実施委員会

委員長 森勢 将雅(山梨大学)Web@m_morise
副委員長
  • 五十嵐 悠紀(明治大学 / 情報処理学会 新世代企画委員)Web@yuki_igrs
  • 寺田 努(神戸大学 / 情報処理学会 新世代企画委員)Web@teradatsutomu
幹事
メンバー
  • 荒川 豊(奈良先端科学技術大学院大学)Web@rkwy
  • 粟野 皓光(東京大学)Web
  • 岩渕 圭太(Lawrence Livermore National Laboratory)
  • 楽 詠灝(東京大学)Web
  • 金谷 一朗(長崎県立大学)Web@kanaya
  • 耒代 誠仁(桜美林大学) Web
  • 後藤 真(国立歴史民俗博物館)Web@mak_goto
  • 阪口 紗季(東京大学)Web@hakuyun
  • 櫻井 翔(東京大学/電気通信大学)Web
  • 清水 佳奈(早稲田大学)Web
  • 内藤 克浩(愛知工業大学)Web
  • 肥後 芳樹(大阪大学)Web
  • 日高 洋祐(東日本旅客鉄道株式会社)
  • 深澤 佑介(株式会社NTTドコモ)Web
  • 本多 達也(富士通株式会社)Web
  • 宮田 章裕(日本大学)Web
  • 望月 理香(日本電信電話株式会社)
  • 森 達哉(早稲田大学)Web
  • 𥱋瀨 洋平(Unity/慶應義塾大学)@yoh7686
主催情報処理学会 Web@IPSJcom

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