NEWS お知らせ

2017年3月18日(土) 15:30-17:30 IPSJ-ONE 開催決定

名古屋大学 東山キャンパスにて開催される情報処理学会 第79回全国大会の最終日 2017年3月18日(土) 15:30-17:30 に IPSJ-ONE を開催します. 情報処理学会の各研究会から推薦された選りすぐりの若手研究者が登壇し,最先端の研究を発表します.

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IPSJ-ONE 2017 テザー動画

GENERAL INFO 開催概要

IPSJ-ONE企画・実施委員会 委員長 竹川佳成より

IPSJ-ONEは、情報科学分野で活躍する若手研究者が自身のイチオシの研究成果を5分間で発表するイベントです。情報技術は今や私たちの日常生活に広く深く普及し、快適な生活を営む上でもはやなくてはならない存在です。この勢いはとどまることを知らず、飛躍的かつ爆発的に発展し続けており、情報分野の新技術が日々発表され、世間を驚かせ賑わせています。人工知能、IoT、VR、ウェアラブルコンピューティングなどの流行語は誰しも見聞きしたことがあると思います。IPSJ-ONEでは、これらの技術だけでなく、今後の新技術、これらの技術が社会に浸透したときの未来について、時流に乗ったセンス溢れる研究者がわかりやすく解説してくれます。 情報処理学会では、現在40分野の研究会にて各分野の専門家たちが日々議論を深めています。今回もこれまでと同様、各研究会による推薦、IPSJ-ONE企画・実施委員会による審査により、分野を超えたインパクトをもつ17名の気鋭の研究者を招待いたしました。 IPSJ-ONEは情報分野の専門家だけでなく、一般の方々も最先端の研究を楽しく知る絶好の機会となっています。これまでの発表動画はここ(2015年2016年)から視聴できます。また、IPSJ-ONEに無料で参加(聴講)できますし、当日の発表の模様をニコニコ生放送から視聴できます。脳みそ沸騰する濃密な2時間をお楽しみください。

主催
情報処理学会
場所
情報処理学会 第79回全国大会
日時
2017年3月18日(土) 15:30-17:30
会場
名古屋大学 東山キャンパス 豊田記念ホール
名古屋市千種区不老町
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TIME TABLE タイムテーブル

講演タイトル 登壇者
オープニングトーク 竹川・森勢
知覚の「編集」で現実を変える 鳴海 拓志
運動視差 ~動けばわかる~ 坂本 竜基
モンテカルロ法と集積回路設計の接点 粟野 皓光
ゆるふわコンピュータ 高前田 伸也
コンピュータを用いた手芸設計支援 五十嵐 悠紀
スポンサープレゼン ( ユニティー・テクノロジーズ・ジャパン合同会社様, Kudan株式会社様)
高度に発達したシステムの異常は神の怒りと見分けがつかない 坪内 佑樹
ビッグデータ時代の超大規模グラフ処理への挑戦 岩渕 圭太
ショートブレイク
ソフトウェア自動進化への挑戦 肥後 芳樹
歴史学の情報 part3 〜読めない文字への挑戦〜 耒代 誠仁
言葉を「計算」できる世界へ 荒瀬 由紀
知能システム・知能エージェントたちの開拓する未来 大澤 博隆
攻撃者の視点に立つ」〜情報セキュリティ研究の面白さ〜 森 達哉
スポンサープレゼン ( 株式会社コロプラ様)
コンピュテーションがつなぐ人とデザイン 小山 裕己
髪の毛で音を感じる新しいユーザインタフェースOntennaを世界中のろう者へ届けるために 本多 達也
自動運転~破壊的創造と創造的破壊~ 加藤 真平
Door to Doorの輸送サービスを目指したICTサービス開発 日高 洋祐
スマホがあなたのココロの未来を予想する 深澤 佑介
エンドトーク 竹川・森勢

SPEAKER 登壇者

自然言語処理研究会推薦
荒瀬 由紀
大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授
言葉を「計算」できる世界へ
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人間は言葉を使って思考し言葉でアイデアを表現します。しかし言葉はコンピュータにとっては扱いがとても難しいものです。なぜなら言葉はコンピュータが得意とする数値データではなく、記号である単語と、文に現れる構文構造により構成されるからです。さらに言葉には同意や反意の関係があり、また多義性もあります。このような複雑な性質をもつ言葉を数値データであるベクトルで表現する手法が研究されてきました。言葉をベクトル化することで高度な言語処理を簡潔な演算で実現でき、さらに画像データなど様々なデータと統合的に処理できるようになります。本講演では言葉を計算できる世界を目指して取り組んでいる研究について紹介します。

システムとLSIの設計技術研究会推薦
粟野 皓光
東京大学 大規模集積システム設計教育研究センター 助教
モンテカルロ法と集積回路設計の接点
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半導体製造技術の発展に伴い、数センチ四方のシリコン片に数十億個ものトランジスタを集積出来るようになった。これほどまでに微細化が進むと、原子レベルの凹凸ですら素子特性を大きくばらつかせてしまう。そこで、現代の集積回路設計では、ばらつきの影響を見積もるため、様々な数学的手法が活用されている。集積回路は社会インフラの要であり、非常に高い信頼性が求められるため(例えばメモリセルに許される故障確率は数百万分の1以下)、設計工程では、極めて稀にしか発生しない不良事象の生起確率を推定しなければならない。本発表では、モンテカルロ法に基づく稀少事象解析に関する最新のアプローチと、回路解析への応用例を紹介する。

デジタルコンテンツクリエーション研究会推薦
五十嵐 悠紀
明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 専任講師
コンピュータを用いた手芸設計支援
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オリジナルな手芸作品を設計することは初心者には難しいが,コンピュータグラフィックスを利用することで,初心者でも簡単にオリジナルな手芸作品を設計できるような技術を研究・開発してきたので紹介する.通常3次元モデリングとシミュレーションは別々の過程で行われるが,我々はモデリングを行いながら並行してシミュレーションを用いることで,布や毛糸の特性を活かしたモデリングを効率良く行うことができることを提案した.ぬいぐるみ,ビーズ細工など,さまざまな手芸作品を題材に,提案手法を実装し,一般ユーザに使ってもらうためにワークショップを開催してきたので紹介する.

ハイパフォーマンスコンピューティング研究会推薦
岩渕 圭太
東京工業大学 大学院情報理工学研究科 数理・計算科学専攻 博士課程
ビッグデータ時代の超大規模グラフ処理への挑戦
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将来、IoTの発展等で膨大な量のデータがスーパーコンピュータ(スパコン)などの大規模システムに流れ込むことが予想され、行われる処理も従来の計算中心のものとは大きく異なり、膨大な量のデータから新たな知見や洞察を抽出するための複雑なデータアクセスを伴った処理となる。その代表例として、WebやSNSの解析、脳や人工知能まで、ものとものの「関係」に着目したグラフを用いた処理に注目が集まっており、さらにその問題サイズは数百万〜数兆要素へと非常に巨大なものとなる。本講演では、超大規模グラフ処理に関する研究について、特にその膨大な量のデータをどのようにスパコン上で格納・保持するかについてを中心に紹介する。

知能システム研究会推薦
大澤 博隆
筑波大学 システム情報系 助教
知能システム・知能エージェントたちの開拓する未来
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計算機のように複雑な内的状態を保持できる道具が開発されたことにより、人間や動物と同じように、我々自身にとって志向姿勢を持つ他者として受容される人工物を、ユーザに対するインタフェースとして作成することが可能な時代となった。このような背景が現在のヒューマンエージェントインタラクション(HAI)研究を支えており、情報技術とHAI研究には大きな関わりがある。本研究では講演者の過去の研究を振り返りつつ、今後我々がどのような未来を迎えるか、ビジョンを示す。

組込みシステム研究会推薦
加藤 真平
東京大学 大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 准教授
自動運転~破壊的創造と創造的破壊~
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自動運転とは、クルマの運転における認知と判断と操作をすべてコンピュータが実行する技術をいう。高速道路に関しては自動車メーカーを中心として、既に2020年に向けた実用化が規定路線となってる。一方、本丸といえる市街地一般道での実用化に向けては、自動車メーカーのみならずIT企業や電機メーカーも市場に参入しようとしており、技術開発競争の熾烈さが増している。自動運転は社会と産業のあり方を変えてしまうかもしれない。その命運を握るのは最先端研究であるということ、そしてそのコア技術と勝者のエコシステムについて、是非多くの方々に知ってもらいたい。

人文科学とコンピュータ研究会推薦
耒代 誠仁
桜美林大学 総合科学系 専任講師
歴史学の情報 part3 ~読めない文字への挑戦~
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日本の古文書には,私たちが知らない昔の人の暮らしや考え方,社会の仕組みなどの情報がたくさん書かれています.しかし,多くの文字が私たちにとって読めない「くずし字」であったり,文字の一部が欠けていたりして,せっかくの情報をうまく読み出せません.私は,パターンマッチングの技術を応用したMOJIZOというWebアプリケーションを開発しています.MOJIZOに文字の画像を入力すると,類似した古文書の文字画像を表示します.MOJIZOは,古文書を自動で読むことはできません.でも,表示した文字画像が古文書解読のヒントになるかもしれません.人とコンピュータの新しい協力関係を築く一つの研究についてご覧ください.

コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会推薦
小山 裕己
東京大学 大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻 博士課程
コンピュテーションがつなぐ人とデザイン
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「便利な」ものや「かっこいい」ものをデザインしたいと思うことはありませんか?本講演では,私が取り組んでいる「コンピュテーショナルデザイン」(=計算機科学的な方法論に基づいて人間の行うデザイン活動をモデル化し,拡張し,支援する新しいデザインのパラダイム)を紹介します.デザイン活動を数学的な最適化計算として解釈することで,モノを置くのに便利なホルダーを全自動でデザインしたり,変な形の紙飛行機デザインでもよく飛ぶように賢く調整したり,さらには人間を計算資源として利用する「群衆計算」によってかっこいいデザインを半自動的に探索したりと,様々なことができるようになります.

グループウェアとネットワークサービス研究会推薦
坂本 竜基
ヤフー株式会社 先端技術応用室 室長
運動視差 ~動けばわかる~
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人間がモノの形を立体的に把握するためには多方面からそれを見る必要があります。例えば、スーパーでリンゴを手に取ったら、手首をグルっとまわして、どんな形なのか、傷がないのかといったことを確認するでしょう。このグルッと回している瞬間、瞬間でのリンゴは2次元の画として眼に映っていますが、人間はこれら大量の画を頭の中で無意識に組み立て、三次元の形状を把握しています。このように、瞬間、瞬間での対象物の「見え」の変化は運動視差と呼ばれ、奥行や形状の把握だけではなく、存在感にも影響を与えますがWebの画像には運動視差がありません。そこで本講演では、運動視差付きの画像をWebで配信する試みについて紹介します。

システム・アーキテクチャ研究会推薦
高前田 伸也
北海道大学 大学院情報科学研究科 情報エレクトロニクス専攻 准教授
ゆるふわコンピュータ
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コンピュータの構成要素の中で、ソフトウェアはやわらかいもの、ハードウェアはかたいものだと、皆さん思っていませんか?今後のコンピュータの性能向上には、FPGAや再構成可能アクセラレータなどの、やわらかいハードウェアとその効率的な設計技術の導入が必須です。そして、このようなやわらかいハードウェアを用いることで、自分だけのカスタムコンピュータを作ることができます。本講演では、現在のアーキテクチャ研究で大注目されている、やわらかいハードウェアを用いたゆるふわコンピュータの実力と魅力を紹介します。また、そのようなハードウェア開発を効率的に、そして楽しく行うためのソフトウェア技術を合わせて紹介します。

インターネットと運用技術研究会推薦
坪内 佑樹
株式会社はてな サービス・システム開発本部システムプラットフォーム部 シニアエンジニア
高度に発達したシステムの異常は神の怒りと見分けがつかない
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複雑化したシステムの異常は、まるで神の怒りと表現したくなるような 原因不明の現象と見分けがつきません。人は不明な現象に対して後ろ向 きになりがちであり、不自由を強いられます。 そこで、わたしは、シス テムを構成する各要素から情報を収集し、システムに何が起きているか を知るための研究開発をしています。 システムを知るだけなく、最終的 に、人々がシステムの不自由から解放され、自由に操ることができるよ うになった先に全く新しいことができるようになるような世界が来るこ とを信じています。 本発表では、無数のサーバの時系列な健康情報を収 集し、データベース化する研究について紹介します。

エンタテインメントコンピューティング研究会推薦
鳴海 拓志
東京大学 大学院情報理工学系研究科 講師
知覚の「編集」で現実を変える
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本年度は「バーチャルリアリティ(VR)元年」という言葉がメディアを賑わし,エンタテインメントを中心にVRの活用が進んだ年でした.VRというと没入感の高い映像を提示することで,現実とは切り離された別世界を体験するものというイメージを抱かれがちですが,VRの可能性はそれだけに留まりません.講演者は,触覚,嗅覚,味覚といった五感に働きかけるインタフェースを開発し,人の知覚を編集し,人の行動や気持ちに影響を与える技術を研究してきました.食べ物の見た目を変えることで食べる量を変えてしまう拡張満腹感技術などの研究事例の紹介を通じて,VRを活用した知覚の編集が持つ,現実を変える力の可能性について議論します.

ソフトウェア工学研究会推薦
肥後 芳樹
大阪大学 大学院情報科学研究科 准教授
ソフトウェア自動進化への挑戦
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ソフトウェアは一度リリースされてもそれで開発が終わりということはあまり なく,使われている限り機能追加やバグ修正が行われます.現在はもちろん人がこのような作業を行っていますが,人の手を煩わせることなくできるようになると素晴らしいとは思いませんか?難しいデバッグをしなくてよくなるし,新しい機能が追加されるのを長く待つ必要がなくなるでしょう.ソフトウェアが人のさまざまな要求に応えながら自動的に進化していく,そんな未来が早く来ればいいなと私は思っています.この講演では,ソフトウェアの自動進化実現に向けた現在までの取り組みを紹介します.

高度交通システムとスマートコミュニティ研究会推薦
日高 洋祐
東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所 研究員 / 東京大学大学院 学際情報学府博士課程
Door to Doorの輸送サービスを目指したICTサービス開発
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本講演では、JR東日本におけるICTを活用した研究開発事例について紹介します。リアルタイム列車位置情報,駅構内ナビゲーションシステム,公共交通連携のためのスマートフォン向け情報提供サービスについて紹介し、将来的な公共交通サービスのあるべき姿について共有したいと思います。

モバイルコンピューティングとパーベイシブシステム研究会推薦
深澤 佑介
株式会社NTTドコモ サービスイノベーション部 担当課長 / 東京大学 人工物工学研究センター 客員研究員
スマホがあなたのココロの未来を予想する
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ケータイを持っているだけであなたのココロの未来を予想してくれたらどんなことが起きるでしょう。ココロは常に変化します。何かに夢中になっている時、達成感であふれている時、失敗して落ち込んでいる時期、いやな思いをしている時。特に落ち込んでいるときにはだれかに気付いてほしいものです。モノの中で一番身近なスマホがそのような存在になれることを目指しています。ココロの状態が変化するとき、気づかないうちに日々の活動に表れると思います。スマホでそのような活動の変化が分かればココロの変化に気づけないかと考えています。ビッグデータと最先端の機械学習ロジックを組み合わせ、こんな未来の実現に取り組んでいます。

アクセシビリティ研究会推薦
本多 達也
富士通株式会社 グローバルマーケティング本部 総合デザインセンター UIデザイナー
髪の毛で音を感じる新しいユーザインタフェースOntennaを世界中のろう者へ届けるために
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Ontennaは、ヘアピンのように髪の毛に装着し、振動と光によって音の特徴をユーザに伝える新しいユーザインタフェース装置です。「まるで、ねこのヒゲが空気の流れを感じるように、髪の毛で音を感じることのできる装置」をコンセプトに、ろう者と協働して開発を試みました。Ontennaは、30dB〜90dBの音圧を256段階の振動と光の強さに変換して、音の特徴をユーザに伝達します。音源の鳴動パターンをリアルタイムに振動と光に変換することで、音のリズムやパターン、大きさを髪の毛を用いて知覚することができます。本講演では、Ontennaの誕生ストーリーとこれからの展望について発表させていただきます。

コンピュータセキュリティ研究会推薦
森 達哉
早稲田大学 基幹理工学研究科 情報理工・情報通信専攻 准教授
「攻撃者の視点に立つ」〜情報セキュリティ研究の面白さ〜
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サイバー攻撃対策に有効な技術としてAI技術が注目を集めている。例えばフィッシングサイトの検出やマルウェアの検知・分類はAI技術が有効に活用されてきた例であり、商業的にも成功を修めている。このようにAI技術はセキュリティ対策としても有用である。その一方で有用な技術は悪意をもつ者に悪用されてきた歴史があり、AIもその例外ではない可能性が高い。すなわち我々はAIで強化されたサイバー攻撃に備える必要がある。本講演では講演者が取り組んでいるAIを悪用したプライバシー情報漏えい攻撃とその対策に関する研究の概要と、情報セキュリティの研究に特徴的な「攻撃者視点の研究」の面白さを伝えたい。

MC 司会者

竹川 佳成
公立はこだて未来大学 システム情報科学部 准教授
森勢 将雅
山梨大学大学院 総合研究部 特任助教

SPONSOR スポンサー

プラチナスポンサー

Unity Technologies Japan
Kudan株式会社
株式会社コロプラ, クマ財団

ゴールドスポンサー

Yahoo! JAPAN

シルバースポンサー

Microsoft Research
株式会社インターネットイニシアティブ

COMMITTEE 企画・実施委員会

委員長
竹川 佳成 (公立はこだて未来大学)
Web IPSJ-ONE 2015 登壇動画 IPSJ-ONE 2016 司会
副委員長
森勢 将雅 (山梨大学)
Web@m_morise IPSJ-ONE 2016 登壇動画
副委員長
寺田 努 (神戸大学)
Web@teradatsutomu 塚本・寺田研究室
幹事・ディレクター
金岡 晃 (東邦大学)
Web@akirakanaoka IPSJ-ONE 2015 登壇動画
幹事・プログラム
木谷 友哉 (静岡大学)
Web@tomoyapp IPSJ-ONE 2015 登壇動画
ローカル
内藤 克浩 (愛知工業大学)
Web IPSJ-ONE 2015 登壇動画
ローカル
米澤 拓郎 (慶應義塾大学)
Web@takurodadada IPSJ-ONE 2015 登壇動画
ローカル
石黒 祥生 (名古屋大学)
Web@ishi96
ディレクター(副)
高瀬 英希 (京都大学)
Web IPSJ-ONE 2016 登壇動画
ディレクター(副)
金谷 一朗 (長崎県立大学)
Web@kanaya TEDxKobe 登壇動画
デザイン
櫻井 翔 (東京大学/電気通信大学)
Web 研究紹介
デザイン
宮田 章裕 (日本大学)
Web IPSJ-ONE 2016 登壇動画
プログラム
内山 彰 (大阪大学)
Web IPSJ-ONE 2016 登壇動画
パブリシティ
荒川 豊 (奈良先端科学技術大学院大学)
Web@rkwy IPSJ-ONE 2016 登壇動画
パブリシティ
落合 陽一 (筑波大学/情報処理学会 新世代企画委員)
Web@ochyai IPSJ-ONE 2015 司会 IPSJ-ONE 2016 司会
スポンサー
𥱋瀨 洋平 (Unity/慶應義塾大学)
@yoh7686 IPSJ-ONE 2016 登壇動画
スポンサー
望月 理香 (日本電信電話株式会社)
IPSJ-ONE 2016 登壇動画
財務
山田 太造 (東京大学)
Web@tiz_yamada IPSJ-ONE 2015 登壇動画
財務
後藤 真 (国立歴史民俗博物館)
Web@mak_goto IPSJ-ONE 2016 登壇動画
ウェブ
加藤 淳 (産業技術総合研究所)
Web@arcatdmz IPSJ-ONE 2016 登壇動画
ウェブ
楽 詠灝 (東京大学)
Web IPSJ-ONE 2016 登壇動画

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